(兵庫県立大通信イチヨンロクレー第3号(2020年4月発行)の再編集記事)

シカ先輩 気になる疑問、僕に聞いてや~。
自称兵庫県立大学の主。某キャンパス裏の山に住んでいる!?県大のことを知り尽くしたシカ先輩が新入生の素朴な疑問にスパッ!と答えます!
シカ先輩が一体、どんな姿をしているか気になる人は第3号(以下リンク)をご覧ください。
まず初めに、用語から。「部活」は大学公認のスポーツや文化活動に取り組む団体で、「サークル」は楽しむことを重視して、気軽に活動している団体、そして、「学生団体」は地域や海外に出て社会貢献活動を行う団体だよ。
では、シカ先輩。よろしく。








大人の階段のぼる~みんなの体験談
私の部活では月に1回イベントを行うのですが、1から企画を立てていくため、話し合いや準備などとても大変でした。勉強、部活、バイトとくたくたになる日も少なくなかったです。それでも続けてこられたのは、何と言ってもイベントをやり遂げた時の達成感があったから。
ああでもない、こうでもないと悩んだり苦しんだりしながらも、無事イベントを終えられた時は達成感と感動でいっぱいでした。1つのことをやり遂げるのは確かに大変です。でもそれ以上に、部活のメンバーと頑張る日々は忙しさを忘れるほど楽しかったです。
この経験のおかげで、最後までやりきる大切さを知ることができました。

高校と違って大学の部活は、経営も運営も何もかも自分たちでしなければなりません。そのため、何をするにも話し合いが必要になります。部内には責任感が強く、きちんと仕事ができる人もいれば、そうでない人もいます。
先輩や同期ともめたり、任されたことがうまくできなくて悔しい思いをしたりすることもあります。
それでも1つの部として活動しなければならないので、正直言って、楽ではなかったです。でも部活を通して、異なる価値観を持った人たちといろいろな経験ができたおかげで、相手の気持ちも、自分自身の気持ちも理解できるようになりました。たくさん喜怒哀楽を味わって、感情の深さを知れたと思います。

大学のサークルは高校の部活と違って、合宿や飲み会などのイベントがあるので、同期だけでなく先輩や後輩とも深く仲良くなれます。だからか、普段一緒にご飯へ行くのも、遊びに行くのも、サークルで出会った人が多いです。
しかも、サークルには同じ学部の人だけでなく、違う学部・学年の人たちが集まるため、自分には無い経験や価値観を持っている人たちと出会えます。大きな目標に挑戦している人や超楽観的な人など、様々いて面白いです。
サークルで、いろいろな人と関わるうちに、考え方が変わり、物事に積極的に挑戦できるようになりました。生きていく上での“楽しみ方のコツ”のようなものを知れたような気がします。
