ゼミでの研究で肥やした「企業を見る目」をいかし、オンライン就活を乗り越えた

木村円香さん
経営学部組織経営学科グローバル・マネジメントコース4年生。軽音楽部でギターを担当。ゼミでは人的資源管理や組織行動論、ワークライフバランスなど従業員が働く環境にフォーカスした分野を研究。3年生の時には、企業を訪問し従業員を対象にワークライフバランスの実態をアンケート調査。結果を分析して改善案をプレゼンするなど、企業との関わりを経験。2021年、大手保険会社に入社予定。

オンライン就活が企業選択の幅を広げた

ゼミにて企業向けプレゼンをした時の様子

3年生の秋からワンデーインターンに参加するなど就活の準備を進めていて、本格的に動き出したのが3月でした。ちょうど新型コロナ感染拡大による活動自粛の空気が強まった頃で、大きな説明会は全て中止になり個別説明会が中心に。4月に緊急事態宣言が出てから6月頭までは、説明会も面接もオンラインばかりでした。ほとんどの企業がZoomを使っていて、説明会は動画を視聴する形式のものが多かったです。新入社員が企画した動画を配信する、印象的な企業もありました。

全く先が見えなかったので、「このままどこにも内定をもらえないかもしれない」とすごく不安になりました。先輩から聞いていたような例年通りの就活ではなく、「自分は今何をしたらいいのか」「もっとエントリーを増やした方がいいのか」と、戸惑いが尽きなかったですね。

1年生の頃にはフィリピンのセブ島へ語学研修に参加

そのため私は、大学のキャリアセンターを活用して、職員の方に面接練習をしてもらいました。面接本番の数日前に予約をして、その企業に合わせた練習をしてくださいました。オンライン面接は熱意が伝わりにくいので、なるべくカメラを見るように意識するなど、本番に向けてコツも掴めましたね。すっかりオンライン面接に慣れていたので、自粛期間明けの6月以降、対面面接に切り替わると、かえってすごく緊張してしまいました。

はじめは本当に不安でしたが、オンライン就活をして気づいたのは、メリットもあるということです。今までなら移動時間や交通費の面で躊躇していた東京など遠方の説明会も、オンラインなら気軽に参加できるので、企業選択の幅が広がる可能性があると思いました。家でたくさんの説明会に参加することができ、時間も効率的に使えましたね。

ゼミで培った“企業を見る視点”が活きた

私はゼミでワークライフバランスの研究をしていました。いろんな企業の従業員にアンケート調査を行い、職場環境への不満や要望など心理的な部分について分析。休みがしっかり取れることだけではなく、家庭と仕事を両立することや多様な人材が活躍することが企業の業績とも関係しているからこそ、両立支援や働き方改革などの政策を行っているという背景の部分を知り、とても勉強になりました。

木村さんが立てた、WLB(ワークライフバランス)を向上させる要因に関する仮説

上司や人事部の人が従業員一人ひとりと面談する制度や、社員の子どもの体調が悪い時にすぐに帰宅できる制度など、実際の企業が行っている取り組みを学んだことで、「自分はどんな職場にいれば仕事へのモチベーションを持ち続けられるのだろう」と現実的に考えることができ、いざ就活をする時には「働く環境や社風を重要視しよう」と自分なりの視点を持つことができました。

そのような目線で見ていたので、仕事内容だけを紹介する説明会よりも、創意工夫して会社の特色を出した動画配信や学生目線の質問を紹介しているような説明会に惹かれ、そういう企業にエントリーしたくなりました。

1年生の頃から続けてきたバンド活動

内定をいただいた企業の説明会は、業界研究のつもりでたまたま参加したのですが、職場環境だけでなく女性ならではの視点、例えば産休育休についても話しやすい雰囲気を作ってくださったんです。お話をした社員の方のコミュニケーション力がとても高く活発で、私の憧れる社会人像にマッチしていたのが決め手になり「この会社に入りたい!」と感じました。ゼミの研究でいろんな視点から企業を見てきたことがすごく身になっていて、自分の中で絶対に外せない要素を持てたことは、こうして企業を比較する際にとても役に立ち、就活にいかせたと思っています。

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